主催:株式会社パスコ、一般財団法人リモート・センシング技術センター

ALOS-2データ利活用セミナー -国内外の事例に学ぶSAR衛星データ利活用の可能性- は、国産LバンドSAR衛星データの産業課題解決への貢献や有用性の理解促進を目的に開催されたものです。主催は株式会社パスコ及び一般財団法人リモート・センシング技術センターです。また、後援として、衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)にも協力をいただき開催しました。

国産LバンドSAR衛星ALOS-2は2024年5月に打ち上げから10年を迎え、これまで国内外で多くのユーザーに利用されてきました。2024年7月には後継機であるALOS-4の打上げが成功し、更なるALOSシリーズのデータ利活用が期待されます。

当日は国内外の機関から10名の講演者に登壇いただき、ALOS-2データを用いた災害監視、インフラ管理、脱炭素・カーボンクレジットなど幅広い分野での活用事例が紹介されたほか、小型衛星とALOS-2/4の相互活用についても紹介されました。 参加者のみなさまには、最新の技術動向や具体的な活用事例を通じて、SAR衛星データの利活用に関する理解を深めていただくとともに、レセプションの場を設け、ネットワーキングや意見交換等を行いました。