主催者名:一般社団法人宇宙美容機構

7月8日の午前の時間は、コスモ女子さん、宇宙人クラブさん、ABLabさんの宇宙コミュニティーとも連携し、宇宙コスメ制作のアイデア出しワークショップを開催しました。 男女含め普段なかなか交流することがないコミュニティーの枠を超えたメンバーが集まり、宇宙でも使えるコスメを作るとしたら、どういうものを作りたいのか、自分たちならどういうコスメが欲しいか、地上での使用、販売も想定してチームに分かれてアイデア出しを行いました。我々の予想を超えるいい議論とアイデアが生まれ、今後も継続して議論を深めながら実際に資金集めから開発、販売、そして宇宙に届けるところまで目指していく予定です。

午後からは、第4回目となるスペースビューティーシンポジウムを開催しました。
今回は我々の活動で初めてとなる海外からのゲスト3名にもオンラインで登壇していただき「地球低軌道・月・火星への宇宙旅行における美容・ヘルスケア産業の役割」をテーマに海外での活動の現状も伺いながらパネルディスカッションを行いました。2つ目のパネルでは、宇宙コミュニティーを代表する方々にご登壇いただき、現在の取り組み内容や今後宇宙コミュニティーをさらに盛り上げていく上での課題などについても議論を行いました。さらに、もう一つの初披露として、これまであまり明かされてこなかったVirgin Galacticの宇宙旅行に行かれる稲波紀明の障害について、機関誌MIRRORでのインタビューや表紙の撮影の裏話も交えながら対談を行いました。その他、ISS生活用品公募に採択された健繊株式会社の古川さんより、選定されるまでの開発ストーリーについてお話しいただき、毎回すごい勉強になると好評の化粧の哲学者で理事の石田先生からは、「美容と触覚」についてご講演いただきました。
また、会場では宇宙に関す流製品の展示も行い、ネットワーキングでは実際に製品を手に取ったり説明を聞きながら話が盛り上がりました。
次回は、我々がこの1年間を通して進めている共創プロジェクトの活動報告も含め、12月頃にまた開催したいと思います。