日本経済新聞社は9月29日、東京・X-NIHONBASHI TOWERで「日経バーチャル・グローバルフォーラム 宇宙の未来2022」を開きました。
JAXA理事長の山川氏やS・ソムナート・インド宇宙研究機関(ISRO)長官はじめ23名の講師が登壇。宇宙分野での国際連携や月面・火星探査、衛星データ活用など注目される幅広いトピックを議論し、その模様をライブ配信いたしました。
フォーラムでは国内外から各分野の第一人者を招き、5つのパネルセッションを行いました。「月面探査」パネルでは2022年に月面探査機の打ち上げを予定するispaceのプロジェクト、三井住友海上がispaceと協業し進める月保険が紹介され、活発になる月面産業形成への道筋が議論されました。JAXA宇宙科学研究所長の國中氏らが登壇した「火星探査パネル」ではアルテミス計画で注目を集める火星探査の最前線や国際協力の重要性が共有され、「日本の宇宙港」パネルでは産業の活性化につながる宇宙港整備への期待と法整備の課題が議論されました。「衛星データ」パネルでは、日本のスタートアップ3社のCEOが地球課題解決の糸口となる衛星データの可能性を強調。「持続的宇宙空間への挑戦」では宇宙開発で問題となる宇宙ゴミ除去のアプローチが共有され、国際協力やルール作りの重要性が確認されました。フォーラムの模様は日本経済新聞本紙・電子版で速報しました。

日経バーチャル・グローバルフォーラム ウェブサイト
https://www.global-nikkei.com/nvgf-space/22/