第7回となる国際コンペティション「超小型衛星ミッションアイディアコンテスト」の最終口頭発表審査会をオンラインとオフラインのハイブリッド形式で行いました。
今回は、深宇宙科学・探査のミッションアイディアを募集しており、一次予選を勝ち抜いたファイナリスト10チームが、最終審査会に臨みました。海外から参加したファイナリストたちは、コロナで来日できなかったため、日本の九州工業大学チーム以外、全員オンラインで参加しました。時差のため、世界各地に散らばる参加者にとっては真夜中の参加になることもあり、南アフリカの審査員は、現地時間午前2時から徹夜で審査に参加してくれました。
審査の結果、優勝はトルコのチーム、二位にタイのチーム、学生賞にコスタリカとイタリアの2チームが選ばれました。授賞式もハイブリッドで行い、各国の受賞者の喜びの様子が会場スクリーンに大写しになり、会場では拍手をして、それがライブストリーミングで流れるというセッティングが奏功し、違う国や場所にいる多くの方と同じ時間、同じ感動を共有することができました。