U35イノベーターと考える研究者のキャリア戦略

主催:MITテクノロジーレビュー[日本版]/一般社団法人クロスユー

ご好評につき第2回目の開催が決定。これからの研究者人生どう過ごす?
先輩・同世代のイノベーターとホンネで語り合おう!

研究機関としての大学の変化、資金獲得方法の多様化、パラレルキャリア、大学発ベンチャーの活性化など、研究者を取り巻く環境が変化する中、研究者にはいま、新しいキャリア戦略が求められています。MITテクノロジーレビューと一般社団法人クロスユーは、大学院生・ポスドクなど若手研究者を対象として、研究者のキャリア戦略を考えるイベントを共同で開催します。

本イベントでは、マサチューセッツ工科大学発の科学技術メディア「MITテクノロジーレビュー」が選出したU35イノベーターから、スタートアップ、アカデミア、民間企業の最前線で活躍する研究者3人をゲストに迎え、これまでの経験や現在の研究環境について対談形式でお話いただきます。その後、研究活動やキャリア構築のリアルな進め方について、参加者と登壇者とでホンネでディスカッションします。研究室や大学組織の垣根を超えて、これからの研究者人生をどう過ごすか、ともに楽しく考えるイベントです(採用目的のイベントではありません)。

参加無料ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

▼参加特典

MITテクノロジーレビュー[日本版]6カ月無料購読権をプレゼント!
※割引クーポンを当日会場でお渡しします。

▼当日のイベント内容

・イノベーター座談会:スタートアップ、アカデミア、民間企業の異なる立場で研究活動を続ける3人の
 イノベーターが、現在のキャリア選択につながるトピックを交えて語り合います。
・グループディスカッション:参加者をグループに分けて、登壇者にさらに深堀りして聞きたい内容をグループごとにまとめます。
・全体ディスカッション:グループごとの質問を登壇者にぶつけ、よりリアルで突っ込んだ議論をしていきます。
・懇親会:軽食・飲み物をご用意します。
 登壇者を含む参加者同士でカジュアルな交流をお楽しみください。

▼参加対象

若手研究者(おもに理工系の大学院生、ポスドク等)
<こんな方を特に歓迎します>
・大学院卒業後の進路について悩んでいる
・研究を継続する方法について幅広く知りたい
・他の研究室や大学に所属する先輩や同世代の考えを聞きたい
・大学で研究を続けるつもりだが、ベンチャーや企業の話も聞いてみたい
・利用できる支援制度や支援策について知りたい

▼登壇者紹介

Landon KAMPS(ランドン ケンプス)
【Innovators Under 35 Japan 2021選出】
Letara株式会社 Co-CEO

”ケンプス・ランドン:ロケット「相乗り」時代を開拓する起業家”
1988年アメリカフロリダ州生まれ。2011年に米陸軍の小隊長として、アフガニスタンへ派遣される。より平等な民間宇宙インフラを目指し、北海道大学工学院に入学。安全なハイブリッドロケット技術について研究開発を行い、博士号 (工学)を取得。2020年4月から北海道大学工学院の特任助教として従事。2021年4月にLetara株式会社 創業者兼代表取締役に就任。米陸軍功労勲章、米国航空宇宙学会 優秀論文賞、MIT テクノロジーレビュー「Innovators Under 35 Japan 2021」を受賞。

大西 鮎美(おおにし あゆみ)
【Innovators Under 35 Japan 2022選出】
神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻 助教

”大西鮎美:生活に「寄り添う」ウェアラブル技術を生み出す研究者”
ウェアラブルコンピューティングを専門とする研究者。「疲労時五感の定式化と疲労時能力をAIで補正する五感拡張装置の開発」というテーマでJST ACT-Xに採択、現在は同テーマについて加速フェーズで研究を進めている。また、ウェアラブルデバイスの大きな課題に電源問題があるが、シューズに埋め込んだ発電素子で発電しながら、その電力を用いて充電なしで人の行動や状況を認識するスマートシューズの研究にも取り組んでいる。これらのテーマや多くの協業が評価され、MIT Technology Review Innovators Under 35 Japan 2022に選出された。特別賞も受賞。

伊藤 洋(いとう ひろし)
【Innovators Under 35 Japan 2024選出】
日立製作所 研究開発グループ 研究員、早稲田大学 次世代ロボット研究機構  客員次席研究員

”深層予測学習でロボットとAIのギャップを埋める”
幼少期にテレビで見たロボットコンテストに影響され、高専・大学ではロボットと機械学習を専攻。2015年4月、日立製作所研究開発グループ入社と同時に、早稲田大学尾形哲也教授と、深層学習を用いたロボット知能化に関する共同研究を開始。2018年9月に社会人博士として入学、2022年3月に博士号取得。現在、ムーンショットプロジェクトに参加し、ロボットの基礎研究に従事する傍ら、社会実装に向けて事業部や顧客と一緒にPoCなどを実施中。民間企業の様子やアカデミアとの両立、ワークライフバランスなど、皆さんの疑問お待ちしております。

モデレーター
宮崎 早季 (みやざき さき)
Ph.D.(社会学)

一般社団法人クロスユー 事業一課/一橋大学大学院社会学研究科
ハワイ大学エスニックスタディーズ学部を卒業後、一橋大学大学院社会学研究科において修士号を取得し、現在同研究科博士課程に在籍する歴史社会学研究者。専攻はハワイにおける日系人史であり、太平洋戦争下の強制退去とその記憶の政治、そしてセトラーコロニアリズムといった問題を主要な研究テーマとして研究を進めている。日本学術振興会科学研究費助成事業(若手B)の研究代表者も務め、その成果は学術論文や研究発表等を通して発表されている。 教育活動にも積極的に参画し、神田外語大学、法政大学、工学院大学において非常勤講師として教鞭を執り、国立国語研究所非常勤研究員や海外移住資料館勤務の経験から、歴史資料のアーカイブズ構築にも貢献してきた。 現在は一般社団法人クロスユーにおいて、アカデミアと国際連携の業務を担当している。

▼プログラム(予定)

18:30〜18:45 ご挨拶(MITテクノロジーレビュー)/ クロスユーのご紹介 / 進行のご説明
18:45〜19:25 イノベーター座談会
19:25〜19:45 グループディスカッション
19:45〜19:55 休憩
19:55〜20:40 全体ディスカッション
20:40〜20:45 全体まとめ
20:45〜21:45 懇親会
21:45     終了/ 閉場

開催日時
2025年3月14日(金)18:30〜21:40(18:15受付開始)
開催場所
X-NIHONBASHI TOWER conference space(日本橋三井タワー)
参加費
無料
定員
先着40名
主催
MITテクノロジーレビュー[日本版]/一般社団法人クロスユー
申し込み方法
Peatixよりお申し込みください。
お問い合わせ先
event@technologyreview.jp