アフリカ諸国の社会経済発展に向け、宇宙ビジネス共創と衛星データ活用に関する「アディスアベバ宣言」を共同発表
一般社団法人クロスユーは、2026年4月17日(現地時間)、エチオピアの首都アディスアベバにて、現地民間企業と共に「日エチオピア宇宙データワークショップ」を開催しました。
本フォーラムの中で、クロスユーは株式会社アクセルスペースおよびエチオピアのテクノロジー企業 Jethi Software Development PLC とともに、アフリカ諸国の持続可能な社会経済発展に向けた宇宙ビジネスの共創と衛星データ活用の推進に関する「アディスアベバ宣言」を発表しました。
本宣言は、昨年8月の第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)で掲げられた「革新的な解決策の共創」を具現化し、衛星データ活用によるアフリカ諸国の社会課題解決に向け、現地パートナーとともに日本の地球観測データの社会実装を推進する枠組みを示すものです 。
<本共同声明における合意内容>
1. 実装フェーズへの本格的移行
日本とエチオピアの宇宙分野における協力関係は、政策対話から民間主導の商業実装段階へ進展しました。「精密農業」および「鉱物資源管理」の2分野において、パイロットプロジェクトを実行します。
2. 現地エコシステムのエンパワーメントとデータ主権
エチオピアにおいて、Jethi Software Development PLC が衛星データに関する国内プラットフォーム開発を主導します。衛星データを現地ニーズに即した知見に転換し、自律的な現地の宇宙関連産業の創出と強化を目指します。
3. 汎アフリカ・リファレンスモデルの確立と波及
エチオピアでの官民協働モデルを、アフリカ全土で応用可能な「リファレンスモデル」として展開します。農業や資源管理に加え、気候変動対策や災害管理、都市計画など、各国特有の現地ニーズと国際水準の技術を融合させ、アフリカ諸国の経済成長と技術的自立を促進します。
4. 継続的対話と国際社会への進捗報告
ステークホルダー間の対話を継続し、技術・社会・商業的側面の洗練を図ります。本宣言は「NewSpace Africa Conference 2026」で発信されるほか、2026年11月30日から日本橋で開催する「NIHONBASHI SPACE WEEK 2026」にて、世界に向けて進捗を報告します。
クロスユーでは、日本・アフリカ諸国間の宇宙ビジネス共創による持続可能なエコシステム構築の推進を、引き続き邁進してまいります。

