終了ISAS惑星探査ワークショップ



主催:JAXA宇宙科学研究所
本ワークショップは、将来惑星探査のアイデアを具体化する議論を理工一体を意識しながら進めています。2020年の初回から過去5回、月、火星、金星、小天体、外惑星、そして工学についてそれぞれの議論を深めてきました。各セッションの将来探査検討が一通り成熟しつつあるタイミングである今回は、特に開催希望のあった火星および外惑星について、より具体的に議論する時間を設けたいと考え、開催しました。
火星セッションは、柔軟エアロシェルを活かした 3 stepの火星本星探査検討が具体化しつつある今、「日本の国際宇宙探査シナリオ(案)2025」に対するコミュニティからの意見や提案をもとに議論を深めることで、将来における火星探査ミッション具体化に向けた足がかりを築くことを目的とし、14件の講演を元に、議論が行われました。
外惑星セッション(OPENSプログラム特集回)は、OPENS-0(外惑星探査小型実験機)のプリプロジェクト候補化のタイミングを受け、これを起点にしつつ、外惑星探査をはじめとする幅広い惑星探査の将来像について、科学・工学の多様な分野の専門家が集い、共通課題の発見や連携の可能性を見出すとともに、OPENSプログラム構想への意見・提案を広く募ることで、新規参入や共同検討のきっかけを創出することを目的とし、12件の講演とパネルディスカッションが行われました。
講演・議論の内容をまとめた資料は後日HPにて公開予定です。
https://www.isas.jaxa.jp/researchers/symposium/pew/fy2025.html
