主催:サテライトデータビジネス協会 株式会社天地人、 株式会社sorano me

2025年7月16日、衛星データを活用できる人材の育成を目的とした「衛星利用ビジネス検定」勉強会の第5回が開催されました。宇宙産業は国の予算が10年前の3,700億円から6,000億円超へと拡大し、官民問わず新規参入が進む成長分野です。衛星データは農業やエネルギーなど幅広い分野での応用が期待されますが、日本ではそれを扱える人材が不足しています。こうした背景から、天地人、sorano me、慶應SDM、JAXAが共同で本検定の開発を進めており、2024年7月には試行版が実施されました。

今回で第5回となる本イベントは、株式会社天地人 衛星リモートセンシングエンジニアの伊藤 拓弥氏をゲストに迎え、初のハンズオン形式で講義が行われました。伊藤氏は地理情報システムのオープンソフトウェア「QGIS」を用い、実際の操作画面を通じて解説。参加者は衛星データを地図上に表示し、画像演算を体験するなど、実践的な内容を学ぶことができました。

次回は、8/20(水)19:00- JAXA 新事業促進部の藤平耕一氏を講師に迎え、過去の検定問題に実際に取り組みながら、これまでの内容(基礎+応用)を復習します。
次回のイベントはこちらからお申込みください。
https://peatix.com/event/4497751