主催:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、公益財団法人日本宇宙少年団(YAC)

JAXA宇宙教育センターと日本宇宙少年団(YAC)は、18歳以上の方で、これから宇宙教育活動を行いたい方、宇宙教育における基礎知識を学びたい方を対象に、対面とオンラインの併用で宇宙教育指導者セミナーを全国で開催。

今回のセミナーは「はじめての衛星データ活用教育」をテーマに開催。人工衛星は我々の生活や社会をささえる必須の道具となっています。気象衛星・通信衛星・GPS衛星はもとより様々な地球観測衛星による観測データが役立っています。これらの観測データは教育にとっても魅力的な教育資源であり小中学校の教科書にも利用されています。このような地球観測データを子ども達やその指導者が能動的主体的に利用する教育手法を構築することは宇宙教育にとって有意義な活動となります。

地球観測衛星の概要とその成果,子ども達やその指導者が地球観測データを能動的に利用するための手法,導入教材を紹介し,実際に衛星データを分析する実習が行われました。また、ほんもの体験講座としてJAXA宇宙教育センター長による宇宙環境・国際宇宙ステーション(ISS)の教育利用に関する講話がありました。