主催:東京大学 中須賀・船瀬・五十里研究室
協賛:一般社団法人クロスユー

衛星の編隊飛行(フォーメーションフライング、略してFF)は、近傍にいる複数の衛星が連携して一つのミッションを達成する衛星の運用方法のことである。衛星間の距離が遠く、直接的な連携が無い「コンステレーション」とは異なる複数衛星の活用法である。日本で始まった超小型衛星(100kg以下の衛星の総称)は世界中で利用され、通信、地球観測、宇宙科学探査、エンターテイメントなど様々な実用とビジネスを生んだが、一つの大きな性能の限界がそのサイズであり、例えば、大きな口径を持った光学系やアンテナを構成することは難しかった。しかし、一機ではできなくとも、複数機で大きな口径をバーチャルに構成し、それによって通信や観測ができれば、小さな衛星でも複数の連携により、高度なミッションが可能になる。このような次世代の宇宙ミッションの実現を目指すのがFFの目的である。

2024年度の宇宙戦略基金では、3件のFFのプロジェクトが採用され、日本におけるFFの実プロジェクトの幕が開いた。本シンポジウムでは、FFに必要な工学基礎を教育するセッションから始まり、日本におけるFF研究と実プロジェクトの現状を紹介、必要技術を概観するとともに、FFの将来像を議論する。超小型衛星の地平を拡げるFFの世界に、より多くの研究者・技術者・利用者が入ってくることを期待したい。

開催日時
2026年3月12日(木) 9:30~19:30(開場9:00)
開催場所
X-NIHONBASHI TOWER conference space(日本橋三井タワー)
参加費
無料
定員
70名
主催
東京大学 中須賀・船瀬・五十里研究室