主催者名:一般社団法人宇宙美容機構

今、宇宙は「Survival」から 「Living」へ。
有人宇宙開発が広がりをみせるなか、『宇宙での暮らしと美容』についても本格的に考える必要が出てきました。

私達は、美容がこれまで地上の日常生活の中の必須行為として、また文化の一つとして存在してきたことから宇宙においても美容は普遍的価値である、そしてこれまで長年にわたり培われてきた美容の技術や知見は、 宇宙での課題解決にも必ず役に立つ。また困難な課題に取り組むことが、美容業界の未来も切り開くと考えています。

微小重力・閉鎖隔離環境・リソースの制限など宇宙特有の環境下での美容課題は多岐に渡り、 単独では解決できないことが多く、企業・専門家・専門機関の連携や協力が必要となります。

一般社団法人 宇宙美容機構(SCO)はこのような前提のもと、
2021年設立以来、共創プロジェクトとコミュニティ活動など活動の幅を少しずつ広げています。

その活動の一つが、設立時より取り組んでいるシンポジウムです。
『宇宙を美容で盛り上げるために、美容を宇宙で盛り上げるために。』

SCOの活動紹介及び、宇宙に共に取り組む企業の情報発信の場として。そして様々な分野の専門家の方をお招きし美容生活課題の共有、解決のための議論 を活性化し、宇宙での暮らしを考える契機とするため、宇宙美容シンポジウムを年2回開催しております。

第4回目となる今回、最初のパネルディスカッションでは、宇宙美容シンポジウム初となる海外からのゲストにもオンラインで登壇していただきます。宇宙建築とスペースツアリズムのパイオニア的存在でもあるJohn Spencer氏と、美容・健康にも通じる宇宙食の開発に取り組む企業ASTREASのCEO Shahreen Reza氏、惑星地質学の専門家でアメリカのパラボリックフライトZeroGのインストラクターとしても活動するPlanex社CEO Kirby Daniel Runyon氏にもご登壇いただき、地球低軌道・月・火星への宇宙旅行における美容・ヘルスケア産業の役割などについても議論していいく予定です。

パネルディスカッション2では、今業界の中でも注目を集める4つの大きな宇宙コミュニティを代表する方々にご登壇いただきます。
今では宇宙好きな個人が集まり衛星を宇宙にまで打ち上げることができる時代になりました。一つ一つの決済に時間のかかる大企業よりも、熱い思いを持った個人の集まりの方が動きが早くうまくいくことも。しかし個人の集まりのコミュニティだからこその悩みもそこにはあるはず。各コミュニティーの現在の取り組みや、今抱える課題、今後の展望などについてお伺いしたいと思います。

ゲストスピーカーには、第2回生活用品公募で採択され、この夏にもISSにも打ち上げられる予定の宇宙用肌着「ひだまり®️」を開発した健繊株式会社の古川さんにご登壇いただき、アイデア応募から採用にいたるまでの開発秘話をお話しいただきます。

今回初めて開催するトークセッションでは、MIRROR Vol.04の表紙にも登場予定の稲波紀明さんをゲストに迎え、未だ語られていない宇宙を目指すことになるまでのストーリーや、これから宇宙ベンチャーの経営者としても目指すところなどについてお話しを伺いたいと思います。

二つ目のキーノートでは、日本唯一の化粧の哲学者、石田かおり教授に5感の中でも最も美容と関わりの深い触覚についてお話しいただきます。

そして、我々SCOのこの半年間の活動についてもご報告します。

今まで宇宙に興味のなかった人たちも、宇宙美容から新しい感性や発想のヒントを掴んでもらえたらと思っていますので、ぜひ日本橋の会場にお越しいただき、登壇者や来場者の方々との交流を深める機会としてください。当日会場でお会いできるのを楽しみにしています。

開催日時
7月8日(土)13:00 〜 18:00
開催場所
X-NIHONBASHI TOWER
参加費
会場参加+ネットワーキング (MIRROR vol.04、アーカイブ視聴付き)  1,500円
オンラインライブ配信視聴 (アーカイブ視聴付き)   500円
定員
60名
主催
一般社団法人宇宙美容機構
申し込み方法
Peatixよりお申し込みください。
お問い合わせ先
info@spacecosmetology.org