主催:NASAM Inc.
共催:NASAM JAPAN株式会社

AMDとの共同ウェビナー第4回目では、前回に引き続き合成開口レーダー(SAR)の軌道上データ処理を取り上げます。

従来は、SAR衛星で取得した生データを地上に送って処理していたため、通信帯域がボトルネックとなり、取得できるデータ量が制限されていました。これに対して、AMD社のVersal Adaptive SoCを用いることで、SARデータを搭載機内でリアルタイムに処理し、完成画像のみを地上へ送信することが可能となり、通信効率と観測量の大幅な向上が期待されます。

本発表では、宇宙応用に有用な二つのSAR処理手法である「レンジ/ドップラー処理」と「バックプロジェクション」について、それぞれをAMDのVersal Adaptive SoC上に実装した事例を紹介します。
また、宇宙用XQR Versal SoCのQML認証状況、信頼性および放射線耐性の最新情報について報告します。

さらに、パートナー企業であるInfineonが、SARの性能向上を支える電源・メモリソリューションを紹介する予定です。

開催日時
2025年12月3日 10:00 – 11:30 (開場9:40)
開催場所
X-NIHONBASHI BASE(日本橋アイティビル)
参加費
無料
定員
30名
主催
NASAM Inc.
お問い合わせ先
sales@nasam.com