主催:Space BD株式会社、一般社団法人クロスユー
協力:東京大学メタバース工学部、 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)

今夏、東京・日本橋にて、
「高校生宇宙教育シンポジウム ~宇宙で活躍できる人になるための、第一歩~」
を開催します。

宇宙教育を実践する各高校が集い、各高校での取り組みの発表・意見交換を通じて、教育の深化と課題の解決を目指すシンポジウム、交流会を実施いたします。

宇宙教育の第一人者であるJAXA宇宙教育センター長 谷垣文章氏、東京大学大学院工学系研究科 中須賀教授をお招きし、宇宙に興味を持つ中高生やその教員の皆さんへ向けて、「宇宙分野・好きなことで活躍するのはどんな人材か」とその育成の方法について、経験をもとにお話しいただきます。

宇宙教育に取り組む各高校による事例発表のほか、パネルディスカッション、参加者間の交流を通じ、宇宙教育だけでなく、「自分の好きな分野で活躍する」ために必要な学びについて知り、中高生の将来へ向けた選択肢が広がること、また、宇宙教育に携わる様々な方たちの横のつながりができることを目指します。

現地会場には、中学生・高校生、また教育関係者(教育関連団体・企業)の方であればどなたでもご参加いただけます。(オンラインはどなたでもご参加いただけます)
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

  

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本イベントはYouTubeでオンライン配信されます。
配信日時:2025年8月17日(日) 13:00-16:00(※オンライン配信は16:00終了予定)

開始10分前までに一度視聴ページにお越しいただき視聴確認をお願いします。
皆様のご参加をお待ちしております。
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プログラム 

*プログラムの順番、内容は一部変更となる可能性がございます

時間プログラム登壇者/内容
13:00ご挨拶文部科学省 研究開発局 宇宙開発利用課長 梅原弘史 氏
13:05ご挨拶・基調講演JAXA宇宙教育センター長 谷垣 文章 氏
「JAXAの宇宙教育プログラムについて」
13:20メッセージ宇宙飛行士/一般社団法人Space Port Japan代表理事 山崎直子氏 (ビデオメッセージ)
13:25基調講演東京大学大学院工学系研究科 中須賀 真一 教授
「宇宙開発と人材育成・教育について」
13:45事例紹介(発表) ①大分県立 国東高等学校による発表、質疑応答
14:00事例紹介(発表) ②クラーク記念国際高等学校による発表、質疑応答
14:15事例紹介(発表) ③広尾学園高等学校による発表、質疑応答
14:30事例紹介(発表) ④岩手県立 花巻北高等学校による発表、質疑応答
14:45事例紹介(発表) ⑤和歌山県立 串本古座高校による発表、質疑応答
15:00休憩
15:15~パネルディスカッション【パネリスト】高校生(2名)、大学院生(航空宇宙工学専攻)、高校教諭、中須賀真一教授、SpaceBD CEO 永崎将利氏
【テーマ】
・今、宇宙で活躍している人材はどのような人材ですか
・そのような人材を育てるためにどのような学びが必要か 
チームディスカッション現地参加者にて自由にディスカッション
・好きなことで活躍できる人材になるために高校のときにどのようなことをやるべき、やりたいか 
発表・質疑応答各チームによる発表、質疑応答
15:55クロージングご挨拶
16:00~17:00交流会立食形式(現地のみ)
*Space BD株式会社 オフィス見学実施(会場隣)
*オンライン参加の場合、「パネルディスカッション・チームディスカッション」は会場映像の視聴のみとなります。(ご質問はチャットにてお送りいただけます)

*当日、メディア関係者の会場見学、取材が行われる可能性がございます。(氏名、ご所属が無断で公開されることはございません)

登壇者紹介

梅原 弘史(文部科学省 研究開発局 宇宙開発利用課長)
京都府福知山市出身。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了
副業として、日本バイアスロン連盟 代議員、日本スポーツ協会 公認コーチ。別の角度から人づくり。(第21回・22回ユニバーシアード冬季大会代表監督・コーチ、埼玉県連会長、京都府連副会長)
2001年文部科学省入省。 文教・科学技術行政を広く担当。
省外では、米国ジョージワシントン大学 宇宙政策研究所での客員研究員、つくば市へ出向(国際戦略特区部長)で自治体の立場にて立地機関を支援、在ロシア日本大使館一等書記官として外交面から宇宙業務を経験。
近年、文部科学大臣秘書官としてアルテミス参画表明等を経験。その後、産業連携・地域振興課室長、専門教育課長で人づくりの重要性を改めて痛感しつつ、2025年4月より宇宙開発利用課長(現職)

谷垣 文章(JAXA 宇宙教育センター長)
1993年京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻修士課程修了、宇宙航空研究開発機構JAXA(当時の宇宙開発事業団NASDA)入社。以降、スペースシャトルと国際宇宙ステーション用の生物系宇宙実験装置の開発および生物系宇宙実験の総合調整・運用を担当。また、青少年向けの各種宇宙実験教育プログラム、さらに国際宇宙ステーションを利用したアジア太平洋諸国との国際協力プロジェクトを担当。途中、1996年から2年間、文部科学省(当時の科学技術庁)に出向。2024年より現職で、JAXAにおける宇宙教育を推進している。

山崎直子(宇宙飛行士/一般社団法人Space Port Japan代表理事)
東京大学大学院工学系研究科修士課程を修了後、NASDA(現・JAXA)職員を経て、1999年、国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗する宇宙飛行士の候補者に選ばれる。2010年4月、スペースシヤトル・ディスカバリー号によるISS組立補給ミッションに参加。現在は、内間府の宇宙政策委員会部会委員やSpace Port Japan代表理事、日本宇宙少年団理事長などを務め、宇宙と地球をつなぐ活動に力を入れている。

中須賀 真一(東京大学大学院工学系研究科 教授、一般社団法人クロスユー 代表理事)
1988年東京大学大学院博士課程修了、工学博士。同年、日本アイ・ビー・エム入社。1990年より東京大学講師、助教授を経て、2004年より航空宇宙工学専攻教授。2024年度日本航空宇宙学会会長、SICE、IAA等会員、IFAC元航空宇宙部会部門長。超小型人工衛星、宇宙システムの知能化・自律化、革新的宇宙システム、宇宙機の航法誘導制御等に関する研究・教育に従事。2003年の世界初のCubeSatの打ち上げ成功を含む超小型衛星16機の開発・打ち上げに成功。複数の宇宙スタートアップ創立にも参加し、アジアの多くの国の宇宙教育にも貢献。2012年~2022年に政府の宇宙政策委員会委員。複数の省の宇宙関連プログラムの委員長も多数務める。


永崎 将利(Space BD株式会社 代表取締役社長)
日本初の「宇宙商社®」Space BD株式会社代表取締役社長。1980年、福岡県北九州市生まれ。2003年、早稲田大学教育学部卒業、三井物産株式会社入社。人事部(採用・研修)、鉄鋼製品貿易事業、鉄鉱石資源開発(投資)事業に従事し、その間ブラジル、オーストラリアに計4年間勤務。
2013年に独立。1年間の無職期間を経てナガサキ・アンド・カンパニー株式会社を設立。教育領域における事業開発を中心に手掛け、主なプロジェクトはAOKI企業家育成プロジェクト、経済産業省起業家教育普及促進事業他。
2017年9月Space BD株式会社設立。設立から9か月でJAXA初の国際宇宙ステーション「きぼう」利用民間開放案件「超小型衛星放出事業」の事業者に選定されるなど、事業開発のプロとして宇宙産業に挑んでいる。早稲田大学トランスナショナルHRM研究所招聘研究員。著書「小さな宇宙ベンチャーが起こしたキセキ」(アスコム)。

大分県立 国東高等学校
https://kou.oita-ed.jp/kunisaki/
大分県北東部に位置する公立校。「日本で一番宇宙に近い高校」として2024年度よりSPACEコースを新設。車で10分の位置にある大分空港が宇宙港になることから、宇宙を題材にした学びを行っている。普通科(SPACEコース、ドリカムコース、ITビジネスコース)、園芸ビジネス科、環境土木科、電子工業科からなる総合選択制の高校であり、宇宙視点で地域課題に向き合い、新たな価値を創造する人材を育成することを目指して活動中。

クラーク記念国際高等学校
https://www.clark.ed.jp/
「Boys,Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。北海道深川に本校を設置し、全国60を超える教育拠点で13,000人以上が学び、これまで9万人以上の卒業生を輩出しています。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開しています。毎年、海外大学や国公立、有名私立大学などへの進学者も多数輩出しています。制服を着て週5日通う「全日型コース」に加え、2021年度からは場所、時間にとらわれず学習する「スマートスタディコース」が開講。幅広い教育ニーズに応える高校として高校生たちの「夢・挑戦・達成」を支えています。

広尾学園中学校・高等学校
https://www.hiroogakuen.ed.jp/
広尾学園中学校・高等学校(広尾学園)は、東京都港区・広尾駅すぐの私立中高一貫の共学校。3つのコースがあり、学校教育の常識を超えた高度な教育活動を展開。国内、海外への進学実績を飛躍的に伸ばしている。昨年12月にスペースワンの『カイロスロケット2号機』にて打上げられた人工衛星『ISHIKI』を、株式会社ラグラポの支援のもと、ミッション策定から設計・製作・打上げまでの一連のプロジェクトを生徒が主体となり実施。

岩手県立 花巻北高等学校
https://www2.iwate-ed.jp/hkn-h/
百年生きる君たちが花高百年の学びを創る」のキャッチフレーズのもと、「学ぶ力の育成」に力を入れる岩手県立の高等学校。2022年度から2年間の「スペース・プロジェクト」を掲げ、全校生徒で宇宙をテーマに学びを深め、「宇宙に一番近い高校生」として、横断的な学びを経験し、非認知能力や起業家精神の育成を目指し、挑戦と失敗を繰り返しながら実践的な課題設定力や意思決定力を育んでいる。2022年に創立90周年を迎えた。

和歌山県立 串本古座高校 
https://www.kushimoto-h.wakayama-c.ed.jp

和歌山県立串本古座高等学校は令和6年度に未来創造学科がスタート、宇宙探究コース、文理探究コース、地域探究コースという新しい3つのコースが動き出しました。中でも「宇宙探究コース」は宇宙に関する科目を多数開設し、大学や研究機関や宇宙産業関連企業と連携した探究的な学びを行うなど、「宇宙で学ぶ」教育を目指しています。これは「宇宙」というフィールドで自らの人生を切り拓く大切な力を身につけてもらうことを意味しており、宇宙探究コースのスクール・ポリシーに掲げて楽しく面白い宇宙授業を毎日展開しています。宇宙は大変チャレンジングな分野です。「宇宙時代の地球人を育てるホンモノ体験学習」を串本古座高等学校で体感してみませんか?「宇宙で学ぶ×本州最南端」に多くの中学生の皆さんがチャレンジしてくれることを心待ちにしています!

開催日時
2025年8月17日(日)13:00~16:00 シンポジウム(現地・オンライン)
16:00~17:00 交流会(現地のみ)
開催場所
X-NIHONBASHI TOWER(東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー 7階)
参加費
無料
定員
現地参加 50名(中学生・高校生、教育関係者にご参加いただけます)
オンライン 無制限(どなたでもご参加可能です)
主催
Space BD株式会社、一般社団法人クロスユー
協力:東京大学メタバース工学部、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
申し込み方法
下記URLよりお申し込み下さい
(申込期限 【現地】2025年8月15日(金) 12:00まで、【オンライン】2025年8月17日(日) 13:00まで)
申し込み先
お問い合わせ先
クロスユーイベント事務局 crossu_event@and-go.tokyo